ウジカジテラスはウチナータイムが過ぎる

沖縄県豊見城市の沖合いに瀬長島という島が浮かんでいます。

瀬長島へは橋が架かっているので、車で行くことができます。

那覇空港が近くにあり、発着便の空路がちょうど真上を通っているので、迫力ある飛行機の離着陸を目の当たりにすることができます。

ところで、この瀬長島にはホテルがあり、キレイな海があります。

このホテルには温泉があり、外湯もあるので何度か行きました。

温泉からは、はるか慶良間諸島を臨むことができ、絶景の温泉は心と体を癒してくれます。

その瀬長島に「ウミカジテラス」というショッピングモールができるとの雑誌情報を得て、オープンを心待ちにしておりました。

2014年6月ウミカジテラスがオープン!

ウミカジテラスの雑誌広告

 

ちょうど一年ほど前のことです。

雑誌に踊っていた「ウミカジテラス」のオープン記事。

写真を見ていただければわかりますが、2014年6月オープンとなっています。

当時、出かけました、ウミカジテラス。

ところが、ウミカジテラスは跡形もありませんでした。

瀬長島は1周を車で1~2分ほどで回れる狭い島です。

見落とすはずもありません。

ウミカジテラスは影も形もなかったのです。

それからウミカジテラスの情報は全くなくなり、私たちの脳からも全く消え去りました。

ウミカジテラスがいよいよオープン!

今月に入ってから(2015年7月)、急にウミカジテラスのオープン情報がテレビCMで流れ出しました。

「おお~っ。」

一年前の珍事を思い出し、私たちは苦笑しながらもオープンを楽しみにしました。

オープン日は7月25日とのことでした。

そのちょうど二週間前。

南部の白梅の塔へ行ったついでに、瀬長島へ寄りました。

ランチ先を求めて行ったのですが、建設中のウミカジテラスに遭遇しました。

確かに海が近くて、素晴らしいショッピングモールができつつありました。

しかし、驚いたことに、この時点で各テナントの内装がまだできていない、調度品も商品も搬入されていない状態のようでした。

あと二週間でオープンできるとはとうてい思えなかったのです。

でもテレビCMがガンガン流れています。

何とか突貫工事で間に合わせるのでは?

妻はそう言いましたが、私は一年前のことを思い出し、これは超ウルトラウチナータイムではないかと直感しました。

そして、いよいよオープンの日。

当日は台風が近づく予定。

家でおとなしくしていましたが、台風は奄美の方へそれていったようでした。

翌26日。

行きました~。ウミカジテラス。

そこで待っていたのは・・・「ウミカジテラスはオープンが延期となりました」の立て看板。

ウミカジテラスのオープン

ウミカジテラスのオープン

ウミカジテラスは白を基調にした海が近くのオシャレなショッピングモールのようです。

テナントにはさすがに内装も終わり調度品は入っているようですが、どこもかしこもまだまだ絶賛工事中でした。

ウミカジテラスのオープン工事中

ウミカジテラスのホームページでは、台風を言い訳にしていましたが、二週間前から間に合わない感じでした。

おまけに交通整理をしていたガードマンに聞くと、オープン予定日がまだ立たないとのこと。

ビックリです。

これぞ、究極のウチナータイム?

また「沖縄だけの現象」と書くと怒られそうですが、こんな体験は生まれて初めてです。

本土では工期の遅れは経費がかさむので、オープンが遅れるなんてあり得ない感じです。

「時は金なり」という言葉は沖縄では通用しない?

まあ、それが沖縄のいいところでもあるのでしょうが・・・。

よほど資金に余裕があるのでしょうか。

ビジネス的にはオープン前から大損ではないのか心配です。

私が心配してもしょうがないのですが、ウチナータイムは高くつくのではないかと思います。

ウミカジテラスのオープン情報は、またテレビCMでお知らせするそうです。

シチュエーションはいい感じなので、オープンしたら絶対行きたいと思っています。

ウチナータイムが過ぎるのはウミカジテラスだけかと思っていました。

ところが、同じようなことが他所でも起こっていました。

沖縄市の国体道路にオープンしたベッツパーク

ペットの楽園「ベッツパーク」がという施設が沖縄市国体道路沿いにできたのですが、こちらのオープンも2015年4月→7月に遅延されました。

まあ、こちらは7月にテレビCMでの告知が始まったので、困ることはなかったです。

オープン次の日に行きました~。

動物病院が立てたペットのための総合施設のようです。

動物の病院、美容院、ドッグラン、ドッグカフェにペットショップが集まっています。

ベッツパークについては別の機会に書きたいと思いますが、ショップのオープンが工事で遅れることは沖縄では日常茶飯事なのでしょうか?

お客はともかく、モールで働く予定のスタッフにも都合が悪いでしょうにね。

スタバ コーヒーセミナーにみるファンの作り方

過日、スタバ コーヒーセミナーに参加しました。

私はコーヒーが大好きで、毎日浴びるほど飲むのですが、正直、コーヒーの味はよくわかりません。

私の妻も同様ですが、コーヒーの美味しい入れ方にとても興味を持っていて、今回の参加を決めました。

スタバはノマドワークスタイルでよく利用しているのですが、正直、キャラメルマキアートなど甘い系のコーヒーのイメージが強く、コーヒーにこだわっている喫茶店というイメージがありませんでした。

スタバでコーヒーセミナーをやっていることも知りませんでした。

スタバ コーヒーセミナーは何回かコースに別れていて、私たちが参加したのはフードペアリング編でした。

スタバ コーヒーセミナーで使用のコーヒー

スタバのコーヒーセミナーはアットホームな雰囲気

スタバのコーヒーセミナーは、沖縄県浦添市のバークレーにあるスターバックスのお店で行われました。

当初、私はお店を閉めて、大勢が参加してセミナー受講が行われるイメージを持っていました。

ところが、時間少し前にお店に到着すると、お店はお客でいっぱいでした。

お店の裏か二階でやるのかな?

と思いながら、店内に入ると、目の前の席に「スタバ コーヒーセミナー」の小さな、小さな看板を発見しました。

お店の片隅のテーブルとくっつけて、4名が座れるスペースが確保されていました。

「もしかして、ここで・・・?」

その通りでした。

今回のコーヒーセミナーの参加者は私たち2名を入れて4名でした。

講師は2名。

2時間のセミナーです。参加費は1名3000円。

4名で12000円の売上。

講師の給料を差し引いても喫茶店にしてはいい売上かも。

おっと、ついついまたお金の計算をしてしまっています。

やめときましょう。

私たちの他に、受講生は那覇市首里に住む若い女の子。

それから、私たちと同世代と思われる浦添で料理教室を営んでいる女性の方。

自己紹介から始まり、なんともアットホームな雰囲気でコーヒーセミナーが始まりました。

スタバ コーヒーセミナーの様子

スタバコーヒーセミナーは、スタバファン生産装置?!

コーヒーセミナーのスタートは、コーヒーの美味しい飲み方。

「香り」「酸味」「コク」を意識して飲むというやり方でした。

今回使用したコーヒーが「ケニア」「コロンビア」「スマトラ」の3種類。

コーヒーの産地がブランド名になっているようです。

スタバ コーヒーセミナー講師

コーヒーは、その栽培条件からコーヒーベルトという赤道からそれぞれ北回帰線、南回帰線の間の約70カ国でのみ栽培されているそうです。

暑い国が産地というイメージは当たっていましたね。

コーヒーセミナーで使用した、これら3種類のコーヒー豆は、それぞれ香りや酸味やコクが異なり、最初はわかりませんでしたが、言われてみたら違いに気がつきました。

いよいよ「違いのわかる男」の仲間入りしたかもしれません。

やったー。

フードペアリング編は、要するにどのコーヒーに、どんなフードが合うのかって講座でした。

出てきたフードは、クッキーにシナモンロール、スコーンと私が好きなフードばかりでした。

コーヒーの香りと味を楽しみながら、フードの美味しさを最大限に引き出す。

こんな楽しみ方があったのかと受講生全員が目を丸くしていました。

スタバ コーヒーセミナーの様子

 

スタバコーヒーセミナーに参加し、コーヒーのことについて学ぶと、セミナー終了後に何が起きたかというと、2人ともスタバファンになってしまっていました。

今回講師を務めたのが、北海道から琉球大学へ進学して、そのまま沖縄に住んでいる若い男の子と、そのアシスタントが実は店長だと判明した福岡から転勤でやってきた若い女の子でした。

スタバには定期的な全国転勤があるという過酷な労働環境もそれでわかりました。

国家公務員並みに3年に一度ぐらいの転勤があるそうです。

店長は転勤してきたばかりで、車の免許で落第ばかりでと愚痴っていました。

沖縄で免許がないのはつらいですね。

とかプライベートな話を聞くと、やっぱり親近感が沸きます。

その上、コーヒーのことを教えてもらうと、他の喫茶店よりスタバ自体に親近感がわきます。

他のお店に行くならスタバに、そして、浦添バークレー店に行こうという気になります。

セミナーというのはコンサルタントの特権ではなく、エンドユーザー向けの商材でも有効だと、スタバコーヒーセミナーに参加することで気がつかされました。

スタバ コーヒーセミナー

セミナー後に一度、スタバイオンライカム店に出かけたのですが、コーヒーの名前を覚えると、やっぱり飲みたくなります。

コーヒーセミナーで私はコロンビアが好きになりましたので、コロンビアはないかとたずねました。

スタバのホットコーヒーのメニューは基本的にブレンドなので、尋ねたのです。

すると、店員は裏メニューを出して来ました。

まるで「違いがわかる男」と認知してくれたかのようで、とても嬉しく思いました。

そうです。

スタバコーヒーセミナーは、ファン生産装置。

コーヒーセミナー自体で売上げも確保しながら、ファンを作る。

これは、他の業態でも転用可能です。

セミナーを行うことで、店員は単なる店員ではなく、商品のことを詳しく教えてくれる専門家であり、先生として認知されます。

先生になると、進められる商品や機材なども欲しくなります。

私が以前から提唱してきた「教えるマーケティング」という手法です。

別に対面セミナーでなくても、ブログやメルマガ、最近では動画でも、「教えるマーケティング」は有効です。

スタバコーヒーセミナーに参加することで、自分のビジネスにも様々な気づきを頂くことができ、たいへん有意義なひとときでした。