経済的自由への軌跡~歴史は繰り返す?

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僕の起業してから15年のストーリーを綴っています。

読みそこなっている方はこちらをどうぞ。

▼1回目
経済的自由への軌跡~起業から15年目の告白

▼2回目
経済的自由への軌跡~一歩外へ踏み出す

▼3回目
経済的自由への軌跡~副業から起業へ

▼4回目
経済的自由への軌跡~2度目のブレイク

 

せっかく築いたかに思えた一生型収入が崩壊した僕はすぐに他のビジネスの検討を始めました。
落ち込んでいるヒマは全くありませんでした。
 
そんな時に絶妙のタイミングで、ある方からメールが届きました。
 
今度はあるMLM主宰会社のトップリーダーSさんからのオファーでした。
 
今度は慎重に、僕は会社がある新宿まで出かけて話を聞きました。
 
その主宰会社をAとします。
 
そのトップリーダーSさんの話は次の点がとても魅力的に思えました。
 
 
1.ネット上でアフィリエイターを使いMLM会員を集める
2.複数の主宰企業を広告主としたASPにて会員も複数企業から収入を得ることができる
 
 
ひとつずつ説明しましょう。
 
ネット上でのアフィリエイト広告は、普通の商品でも効果のある手法として当時も認知されていました。
その手法をネットワークビジネス業界に取り入れようというのが彼の話でした。
 
ネットワークビジネスの組織の中にアフィリエイターを組み入れ、アフィリエイターが宣伝し登録させた会員からの売り上げをアフィリエイターには一時収入を、その上にいるMLM会員には継続収入を渡すという構想でした。
 
当時日本のサイトでナンバーワンのアクセスを誇っていたFC2との提携が決まっており、そこからアフィリエイターの供給がなされる予定でした。
 
このアフィリエイトシステムがうまく行けば、ASPなので複数企業が広告主として参加可能なのです。
 
それが2番目の複数のMLM企業から収入を確保できるチャンスなのでした。
 
前回の失敗での経験から得た教訓を書きましたが、1社からの収入に頼ると、その会社に生殺与奪権を握られてしまい自由を失います。
 
僕はこの話に大きく賛同しました。
 
振り返れば今のMLM企業のやり方は前近代的なのかもしれません。
 
皆が個人事業主として参加しているのにも関わらず、ひとつの主宰会社としか契約ができず、他の企業の仕事はできないとほとんどの会社が規約にうたっています。
 
外の人間が客観的に見ると、まるで宗教のようにガチガチにその会社の信奉者を洗脳して育てているように見えます。
 
だから、ネットワークビジネス業界にどっぷり使っている人と話をすると、とても頭が固く感じます。
 
当時からアフィリエイトシステムを知っていた僕は、アフィリエイトのような柔軟性を持って複数企業からの継続収入が実現できる仕組みが開発されていることに深い感銘を受けました。
 
A社から10万円、B社から20万円、C社から10万円という継続収入の受け取り方ができれば、真の経済的自由が実現できると思われたのです。
 
 
この話を、これまで縁があった元の会員さんに伝え始めたところ、予想以上に多くの人が賛同してくれて僕についてきてくれました。
結果的に2度目のブレイクをした時よりも僕の収入は増えたのです。
 
僕を信じてついてきてくれた会員との縁と、失意に沈んでいた時にタイミングよく飛び込んで来た情報という運。
 
「縁」と「運」がうまく行く秘訣だと思いました。
 
これでようやく安泰。
 
とはいきませんでした。
 
 
何度もこの展開になるのが嫌になりますが、やっぱり問題が起きました。
 
第一にFC2との提携が最終的には決裂したのです。
 
僕が交渉にかかわっていたわけではなかったので、真意は不明ですが、ともかくアフィリエイターは自前調達する必要が生じました。
 
まあ、当時のFC2の交渉相手である創業者は逮捕されてしまったのですが・・・。
 
 
第二に複数の企業からの収入という部分。
 
名乗りをあげた広告主が出てきていました。
 
この企業を主宰企業Bとしておきましょう。
 
 
企業側からは理解あるところが出て来たのですが、会員の方の理解が追い付かなかったようです。
 
ひとつの企業のリーダーをすると、立ち位置がどうしてもその企業側の人間側に見られるようです。
 
企業の色がついちゃうんですね。
 
何度も自分は単なる一会員であり、会員の代表だと説明しても話が通りません。
 
そんな人間が他の企業の話を聞くだけでも会員にとっては「裏切り行為」のように映るのでしょう。
 
結果的にアフィリエイターの集まりも悪く、会員が騒ぎ出しました。
 
 
驚いたことにA社は、Sさんの話をすべて受け入れていたわけではなかったようです。
 
A社は会員が騒いだことに動揺し、まずSさんとの契約を解消しました。
 
トップリーダーのクビを切る。
 
これはいつか見た光景。
 
後で聞いた話ではA社とSさんは単にコンサルティング契約をしていただけ。
 
A社は会員集めをSさんに一任していて、うまく行っていた時は上機嫌だったのに、うまく行かなくなったらSさんにすべて責任を押し付けることに決めたようでした。
 
トップリーダーをクビというのは単なる見せしめでした。
 
僕も事情聴取されましたが、今回言えることは何ひとつありませんでした。
 
会社からは会員をしっかりハンドリングするよう言われ、会員からは会社の人間にみられ、板挟みになりました。
 
これではまるで中間管理職のようです。
 
僕は会員はそれぞれ自分の意思で参加しているので会員を管理することはできないとだけ伝えました。
 
A社の目から見ると僕とSさんはグルに見えたようです。
 
Sさんと共に同業他社B社とかかわったということで、僕もクビになりました。
 
これで、2度目のクビです。
 
 
僕はそのままB社に登録をして、人に伝え始めました。
今度も多くの方が僕を信じてついてきてくれました。
 
ところが、登録したとたんにB社はマーケティングプランをいきなり変更したのです。
 
僕は前のプランに合わせて組織構築をしたので、プラン変更で収入が激減しました。
少しだけB社に不信感を感じました。
 
それでも、ようやく安息の地になるはずだったB社だったので全国飛び回ってセミナーにいそしみました。
 
ところが、B社の商材はこれまでのサプリメントや化粧品と違い、むつかしい商品でした。
大手商社も全く同じ商品を扱っているというハンデもあり、なかなか成長しませんでした。
 
 
それから1年ほど経ちました。
 僕はこれまでの事を振り返り、今後の事を考えました。
 
Sさんの影響もあってか僕はそのころ、ネットワークビジネス業界そのものを俯瞰してみるようになりました。
 
当時、ネットワークビジネスはグーグルやヤフー広告では、アダルトと並んで禁止にされました。
 
その社会的地位はいまだに低いままです。
 
僕が言うのもなんですが、他の業界にあるような業界団体もなく、会員はいろいろな会社に離合集散を繰り返しているように見えました。
 
業界自体の成長が止まったままで参入する新規企業が増え続けていたので小さなパイの奪い合い、会員の奪い合い状態になっていたのです。
 
そんな業界に一石を投じたかったのがSさんと僕の思いでした。
 
ところが、やはり主宰企業と会員自体がその考えについてこれなかったのでしょうか。
 
ネットワークビジネス業界の常識は他の業界では非常識に見えてきました。
 
 
そのうえ、全国セミナーは実際には僕にとって相当なストレスでした。
 
一生型収入の確保により経済的に自由になることが僕の最大の目標だったはず。
 
それなのに、全国飛び回る忙しい状態は僕の本意ではなかったのです。
 
ラットレースから抜け出すために起業したのに、目まぐるしい展開に翻弄され、公務員時代より忙しく働いている。
 
そんな状態に疑問を持ちました。
 
 
そんな時にある知り合いの社長から依頼され、経営陣として迎えられることになりました。
 
今度は普通の会社です。
 
起業してからはひとつの業界にどっぷり使っていたので他の業界に実際に携わって経験を積むことはいいことだと思い、やってみることになりました。
 
それと同時にネットワークビジネス業界からは足を洗う気持ちが固まってきました。
 
それでもB社からの収入は、何もしなくてもその後5年ほど継続しました。
 
これは助かりました。
 
まさに一生型収入の真骨頂でした。
 
 
ところが、そんな時にB社から届いた1通の手紙。
 
またまたプラン変更の話でした。
 
この時に僕はネットワークビジネス業界から完全に足を洗う決意を固めました。
 
他のビジネスで一生型収入を確立する方法はないものか。
 
その答えは僕の中にありました。
 
つづく

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投稿者:

majikomi

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