会員制ビジネス

会員制ビジネスのアパレル業界におけるモデルとは?

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会員制ビジネスは、競争が激化する今の時代において、非常に重要なビジネスモデルとしてこのブログでも何度か記事にして来ました。

▼会員制ビジネスの確立で安定売上を確保する方法

会員制ビジネスとは、顧客を会員としてとらえ、物の流通による売上ではなく、会費売上の確保を目指すもので、毎月の会費がストック収入となり、それが売上の安定につながり、ひいては経営の安定をもたらします。

過去の記事では様々な事例をあげましたが、これまで想像もしてなかった業界でも会員制ビジネスモデルを取り入れる事例が増えて来ています。

会員制ビジネスモデルを取り入れている事例

例えば、アパレル業界。

アパレルで会員制?

あまりピンと来ないかもしれません。

洋服のレンタルという目新しいビジネスモデルで会員制ビジネスが成り立っているのです。

このビジネスモデルはアメリカ発のようですが、日本でも広がりつつあるようです。

ビジネスモデルとしては、ユーザーから月額料金を徴収し、流行の洋服を貸し出しするわけです。

会社によって月額料金は異なりますが、例えば代表的なサービスとしてairCloset(エアークローゼット)を上げてみましょう。

この会社は、月額6800円(税抜き)の会費で毎月、無制限に洋服がレンタルできるそうです。

自分の好みの服を登録しておけば、プロのスタイリストが選んだ洋服が3着ずつ届けられ、無制限に交換可能。

気に入れば買い取りもできるというシステムになっています。

洋服は自分の所有物という概念を持っていると受け入れられないビジネスモデルですが、このビジネスモデルはユーザー側も販売側、メーカー側も得をするモデルではないかと思えます。

検証してみましょう。

会員制ビジネス

会員制ビジネスは三方良しのビジネスモデル

ユーザーにとって、この仕組みはどうでしょう?

流行に敏感な方なら毎月の洋服代に6800円は安いものでしょう。

下手をしたら、それ以上にお金をかけている人も多く存在するに違いありません。

毎月の会費を洋服代として支払って、3着ずつではありますが着せ替え人形のようにスタイリストが選んだ流行の服に身を包むことができる。

これは嬉しいですよね?

自分で服を選ぶのが下手な人、面倒くさい人などにも喜ばれるサービスでしょう。

自分の好みを登録しますが、もしかしたらスタイリストから提案された服は、これまでの自分では選ばなかった服が届く可能性もあるでしょう。

そうなると、新たな発見もでき、ファッションの幅も広がります。

洋服は1シーズン着ると着なくなったり、捨てたり、売ったりすることにもなり、その手間も省けます。

エアークローゼットという名前も絶妙で、まさにバーチャルなクローゼットを持ったようなもの。

洋服のレンタルは、ユーザーにとって、メリットが大きいビジネスモデルだと思います。

次に販売側はどうでしょう?

洋服の販売は、流行り廃りがあり、昨今のファストファッションブームから安売り競争が激しいのが業界の現状でしょう。

販売者は薄利多売の中でヒットを生み出すには大量の在庫というリスクを抱えながら売上の上下が激しい運営を余儀なくされているかと思います。

そんな中で会員制で、「洋服が売れようが売れまいが」会費での売上が見込める為、売上の安定が図れます。

会員制ビジネスは、ストック収入になるので、会員を増やせば増やすほど売上は安定していきます。

安定した売上の確保の中で、あとはレンタルのオペレーションを上手くすることに集中ができます。

洋服の在庫は必要ですが、売れる、売れないに関係なく提案ができるので、売れないストレスはないと思われます。

返却された洋服は再貸し出しや古着として販売したりもできますので、一粒で2度3度美味しいということになります。

メーカーも販売店に安定供給ができるので、山のような返品に悩まされることもなくなるかと思われます。

会員制ビジネスのもうひとつの特徴が、データベースマーケティングが可能になる点です。

これまでもポイントカードの発行などによるPOSシステムにより売れ筋商品や流行などの把握はできたでしょう。

しかし、価値観の多様性により大量生産、大量消費の時代から少量多品種の時代になり、ユーザーニーズの把握に苦戦してきたのがメーカーの現状です。

会員制になると、会員ひとりひとりの傾向が把握でき、個別のニーズが見えてくるため、それに対応した生産が可能となり、売れ残りリスクを減らすことができるようになります。

このように会員制ビジネスはユーザー、販売店、メーカーがWINとなる、近江商人のビジネスポリシーである三方良し(近江商人の場合は売り手、買い手、世間の三方)のビジネスモデルであることが理解できます。

アパレル業界での会員制ビジネスは実現しています。

他の業界でも検討の余地はあると思います。

アメリカでは、大半の成功者が既存のビジネスモデルを改良して大成功をしています。

今回紹介した洋服のレンタル業もアメリカで大きな成功を収め、日本に輸出されています。

私たちは何か目新しいビジネスモデルを求めがちですが、地に足をつけ、既存の古臭いビジネスでも新たなビジネスモデルが成り立たないか検討すべきです。

そのビジネスモデルのひとつとして会員制ビジネスも検討すべきでしょう。

 

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投稿者:

majikomi

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